飯綱高原の一の鳥居苑地から戸隠神社奥社まで約12キロある「戸隠古道」は、かつて多くの修験者や旅人が歩いた道。散策路として整備されており、道中には戸隠神社五社巡りをはじめ、鏡池や森林植物園といった戸隠エリアの観光スポットに通じる道もある。
絶景ポイントの湯ノ嶺夕陽展望苑また、歩いてしかたどり着けない史跡が点在しており、車のスピードでは味わえない戸隠の歴史を感じられるのも魅力だ。戸隠まで車で手軽にアクセスするのもいいが、古道歩きを楽しめば、きっと新たな戸隠の一面が見えてくるだろう。
一の鳥居苑地の無料駐車場古道の起点は一の鳥居苑地。かつて戸隠神社の一の鳥居があった場所で、長野市街地から戸隠への道中にある「大座法師池」から約2キロ進んだ先にある。北信五岳のひとつである飯縄山の登山口にもなっていて、広い無料駐車場も完備されているので、スタート地点にはもってこいの場所だ。
古道歩きは、この駐車場がある県道506号線(戸隠バードライン)脇からスタート!
古道歩きにおすすめしたいのが、道中の史跡や景勝地など30カ所にある道標の拓本集印だ。専用の「拓本集印帳」(500円、ペン付)は、「戸隠観光情報センター」などで購入を。
道標を付属のペンでこすると、拓本が取れる。ルートを記したMAPや古道の解説もあり、楽しみながら戸隠の地を深く知ることができる。
12キロの道のりは起伏が多いので日常的にウォーキングやトレッキングを楽しんでいる人に向いているが、もちろん一度にすべての道のりを歩かなくてもOK。
戸隠に訪れるたびに、少しずつ歩くのも楽しいもの。自分のペースで歩きながら、四季折々に表情を変える豊かな戸隠の自然も満喫しよう。
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