松本

草間彌生作品の原点から現在までを体感できる「松本市美術館」

2023年01月18日 更新

スポット
  • アート・カルチャー

松本市美術館

この記事を書いた人

ライター
山口敦子

広域松本圏の情報発信サイト「松本経済新聞」編集長。2005年から松本暮らし。寒さや乾燥、山並みが見える風景もやんわりと日常になってきました。


鑑賞・表現・学習・交流の場を4つの柱に、地域に根ざす総合美術館を目指し、2002年に開館した「松本市美術館」。

外観を飾る作品は、《松本から未来へ》。黄色いドット×ブルーの犬「トコトン」も描かれている。

ほかに野外彫刻《幻の華》や《水玉強迫》など、入館しなくても無料で鑑賞できる作品もあり、多くの人が記念撮影をするフォトスポットとしても人気だ。

中庭
芝生の中庭はほっと一息つける心地よい空間。

オープンギャラリー
併設する食堂&カフェ「yamyam(ヤムヤム)」では、昔ながらの洋食にアレンジを加えたメニューを味わえる。天気が良ければテラス席もおすすめ。

アートライブラリー
3階には、彫刻作品を紹介する「オープンギャラリー」や、アート関連書籍や絵本をゆっくりと読める「アートライブラリー」があり、いずれも無料で利用ができる。

館内では、年4回の企画展のほか、松本ゆかりの作家による常設のコレクション展を開催している。企画展のスケジュールは、訪れる前に公式サイトでチェックを。

コレクション展1
コレクション展2
コレクション展では、信州の山々に親しみ、高原風景を多数描いた洋画家・田村一男、躍動的で迫力ある表現が特徴の書家・上條信山などの作品も各展示室で紹介する。

特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」は初期作品から、最新シリーズ「わが永遠の魂」までを展示。故郷・松本で創作の原点から、現在までを体感できる。

ミュージアムショップ
展示室内は撮影禁止だが、水玉の黄色い南瓜「大いなる巨大な南瓜」は撮影OK。

ミュージアムショップは、草間彌生グッズをはじめ、収蔵作品のポストカードやグッズ、美術関連の書籍も揃う。ユーモアあふれるアートなお土産をじっくり選んでほしい。

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■松本市美術館
【住所】
長野県松本市中央4-2-22

【開館時間】
9時~17時(入場は16時30分まで)

【休館日】
月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)、 年末年始(12月29日~1月3日)

【入館料】
・コレクション展示
大人410円(団体:310円) 大学生・高校生200円(団体:100円)
※団体料金は20名以上から
※70歳以上の松本市民、中学生以下は無料(証明書の呈示が必要)、障害者手帳携帯者とその介助者1名まで無料

・企画展
企画展によって異なる

【駐車場】
駐車場に限りがあるため、自家用車以外でのご来館にご協力ください

【問い合わせ】
0263-39-7400

⇒公式サイトはこちら

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