
雄大な自然に抱かれた施設外観
3,000m級の北アルプスの山々と豊かな自然に囲まれた大町市に、2022年5月、サントリーの天然水「北アルプス信濃の森工場」がオープン。
「南アルプス(山梨県北杜市)」、「阿蘇(熊本県上益城郡)」、「奥大山(鳥取県日野郡)」に続く“第4の水源地”として、サントリーの天然水を知るブランド体験型施設もスタートした。
ペットボトルの天然水といえば、「サントリー天然水」を思い浮かべる人も多いだろうが、その厳格な基準をクリアして大町市が選ばれたのだ。
8m×6mの巨大スクリーンに映し出される映像は迫力満点長野自動車道安曇野ICから車で約35分。「国営アルプスあづみの公園大町・松川地区」のほど近くに立地し、事前に予約が必要だが、「サントリー天然水〈北アルプス〉未来へつづくものがたりツアー」と題した無料の工場見学ができる。子どもはもちろん、“大人の社会科見学”にもうってつけだ。
水の循環がわかりやすく展示されているメイン施設「天然水ハウス」園内の散歩道を散策しながら、メイン施設である「天然水ハウス」に向かうと、レセプションには “水の循環”についてのパネルや展示がずらり。
工場見学ツアーでは
- 自然と水のつながり
- 天然水ができるまでの製造過程
- 環境への取り組み
などについて、ガイドの説明を受けながら館内をゆっくりとめぐることができる。
ツアーでは展示やジオラマを使って説明をしてくれるサントリーのこだわりを学びながら、製造ラインを見学したら、ラストは「アルプステラス」で「サントリー天然水」の試飲を。
ペットボトルのラベルに描かれている常念山脈の餓鬼岳を望みながら、製造過程を知ったばかりの天然水をその場で味わう体験は、感慨深い思い出となること間違いなしだ。
なお、ボトルのラベルデザインには、青い羽色が特長のオオルリや黄色い可憐な花を咲かせるシナノキンバイが描かれ、大町らしさに溢れているので、こちらもチェックしてみよう。
「みずのわカフェ」外観さらに見学の後は、併設されている「みずのわカフェ」でぜひ休憩タイムを。北アルプスの雄大な景色を眼前に、地元食材や天然水を使ったメニューを味わおう。
こちらは予約なしで利用が可能なので、気軽に立ち寄ることができる。
※ただし、2022年現在は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、カフェも事前予約制
天然水のエコバッグなどオリジナル商品も施設内にはショップもあり、アルプスエコバッグやポストカード、育林材を使ったコースターなど、ここでしか販売していないオリジナルグッズも購入可能。
見る、知る、味わうという多様なコンテンツを通して「ものづくりへのこだわり」「水の循環=サスティナビリティ」などを学べる施設。幅広い世代の知的好奇心を刺激してくれる時間となるはずだ。
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■サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場
【住所】
長野県大町市常盤8071-1
【営業時間】
工場:9時30分~16時30分(最終入場15時30分)
みずのわカフェ(期間限定):9時30分~16時15分
ショップ:9時45分~16時15分
【休業日】
月・火曜、工場休業日(臨時休業あり)、冬季(12月~3月)休業
【入館料】
無料
※工場見学も無料(要事前予約)
【駐車場】
無料(約100台、大型バスも受け入れ可)
※季節により混雑が予想され、案内までの待ち時間が生じる場合あり
【問い合わせ先】
050-3182-7911(受付時間9時30分~11時30分、12時30分~16時30分)
⇒公式サイトはこちら
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