安曇野市の「穂高神社」の境内で行われる神秘的なイベント「安曇野 神竹灯(かみあかり)」。2023年は、12月1日(金)から3週にわたって6日間開催される。
もともと、穂高神社に祀られている「穂高見命(ホタカミノミコト)」は、大分県竹田市の神「豊玉姫(トヨタマヒメ)」の弟にあたる。自分の故郷を恋しく思う弟へ、姉の「豊玉姫」が「竹灯籠」を贈ったのが、「安曇野 神竹灯」のはじまりだ。
「竹灯籠」は、竹田市の里山を守るために始まった、竹にあかりを灯す祭り「竹楽」で使われていたもの。「山を大切にする人々の心を安曇野にも伝えたい」という姉の気持ちを受け取った「穂高見命」が、「みんなの心を明るく照らすものに」との思いから「神竹灯」と名付たという。
イベント開催期間中は、約10,000本の竹灯籠のあかりが境内を彩り、飲食やクラフトの出店も行われる。また、穂高神社内「神楽殿」では、イベントを盛り上げるコンサートも開催予定だ。
優しく幻想的な竹灯籠のあかりが境内を灯す光景は見事。ぜひ「穂高見命」「豊玉姫」の兄弟愛・郷土愛に想いを巡らせながら、境内を散策してみてはいかが。
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