諏訪

アイデアをかけ合わせた料理が心を鷲掴み! 予約をしてでも味わいたい諏訪市の「あゆみ食堂」

2023年03月20日 更新

スポット
  • グルメ・お酒

諏訪市の「あゆみ食堂」

この記事を書いた人

ライター
島田浩美

長野県飯綱町生まれ。信州大学卒業後、2年間の世界一周旅を経て、長野市の出版社に勤務。2011年、同僚デザイナーと「旅とアート」がテーマの書店「ch.books」オープン。趣味は山登り、特技はトライアスロン。


2019年秋に諏訪市にオープンした「あゆみ食堂」。東京を拠点に料理研究家として活躍していた大塩あゆ美さんが営む店だ。開業するやいなや、またたく間に評判が広がり、予約必至の人気店に。

老舗酒蔵である清酒「真澄」蔵元の宮坂醸造前にある、旧甲州街道沿いの小ぢんまりとした店舗をめざし、全国から多くのファンが訪れている。

ランチプレート
古民家をリノベーションした全15席ほどの店内で提供しているのは、季節の素材と地元食材を生かした、滋味深くしみじみと旨味を感じる料理。

ランチはおかず4~5種類が盛られた週替わりのワンプレートで、和洋中を問わず、一捻りが加えられたメニューが圧倒的においしい。食材の組み合わせも斬新で、そのアイデアには目を見張るものがある。

スープとパン
ディナーは要予約でコース料理を提供。身近な素材をここまでごちそうに仕立てられるなんて! と驚くばかりだ。ジャンルを問わず素材の魅力を引き出す力からは“料理が好き”な気持ちが伝わってくる。

大塩さん
富士山モチーフのかわいらしい看板からも伝わるように、大塩さんは富士山の麓、静岡県の出身。

もともとアトピー体質だったことから、漢方からはじまって食べ物を見直したことで、次第に料理に興味を持ちはじめたのがきっかけ。万能調味料「エジプト塩」で知られる料理家・たかはしようこさんもとで修業後、「あゆみ食堂」の屋号で出張料理のケータリング活動を行うように。

看板
その際に出会ったのが、当時東京のゲストハウスで働いていた東野華南子さんだ。大塩さんの料理を気に入った東野さんは、夫の唯史さんと立ち上げた諏訪市の「リビルディングセンタージャパン(リビセン)」の展示で大塩さんに出張料理を依頼するように。

その後、3ヵ月に1回「リビセン」で出張料理をするようになったことがきっかけで諏訪市が気に入り、大塩さんは「あゆみ食堂」をオープン。内装を手がけたのは、もちろん「リビセン」だ。

大塩さん
こうした縁に加え、大塩さんの明るくおおらかな人柄も相まって「あゆみ食堂」は開店早々から大盛況。野菜がメインでありながら、ボリューム満点の料理も多くの人を惹きつけ、老若男女に愛されている。

お肉料理
営業スタイルや提供方法は少しずつ変化しながらも、変わらないのは素材とじっくりと向き合い、その魅力を最大限に引き出しつつ、プラスアルファの個性を加えること。それこそが「あゆみ食堂」でしか味わえない料理の楽しさだ。

梅のケーキ
滋味深く刺激的で、心も体も喜ぶ料理。訪れた者しか楽しめない、五感が満たされる食事を心ゆくまで味わいたい。

なお、営業日やメニューは、ぜひ公式SNSからチェックを!

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■あゆみ食堂
【住所】
長野県諏訪市元町5-12

【営業時間】
ランチ:11時30分~15時(14時L.O.)
※予約優先
ディナー:18時~21時(20時L.O.)
※おまかせコースのみ。要予約

【定休日】
水・木・金曜(不定休あり)

【駐車場】
無料(18台/宮坂醸造の駐車場利用可)

【問い合わせ先】
0266-75-2720
⇒公式サイトはこちら

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