白馬・大町

白馬村特産の紫米を使ったグルメやお土産が充実!道の駅「白馬」

2023年06月20日 更新

スポット
  • 道の駅

道の駅「白馬」外観

この記事を書いた人

ライター
島田浩美

長野県飯綱町生まれ。信州大学卒業後、2年間の世界一周旅を経て、長野市の出版社に勤務。2011年、同僚デザイナーと「旅とアート」がテーマの書店「ch.books」オープン。趣味は山登り、特技はトライアスロン。


北アルプス山麓のアクティビティの拠点として、また一大スノーリゾートとして、近年はインバウンド観光客も多く訪れている白馬村。そんな白馬村と松本市を結ぶ国道148号線沿い、白い馬の図柄のステンドグラスが印象的な山小屋風の建物が、道の駅「白馬」だ。

紫、もち米紫米五平餅

店内は決して広くないものの、村特産の白馬紫米をはじめとする商品がずらり。

白馬紫米とは「日本の棚田百選」に選ばれた紫色の古代米。昔ながらの家並みが広がる風景から文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定された白馬村青鬼集落で栽培されている。

紫、もち米村特産の白馬紫米

「南京香稲(なんきんこうとう)」は細長く小粒のもち米で、収量が通常の米の3分の2程度という古代米の原種。それを改良したのが「朝紫(あさむらさき)」だ。形は通常のうるち米とほぼ同じで、収量が安定しており、はっきりした色合いも特徴。

いずれもポリフェノール含有量がブルーベリーの約3倍と栄養価が高く、普通の米やもち米に1割程度混ぜて炊くだけで栄養豊富な美しい紫色のご飯ができあがる。

紫米チーズケーキ紫米チーズケーキ

村では、収穫された紫米を全量買いあげて道の駅で販売する仕組みがとられている。道の駅の売店には、隣接する加工所で開発・製造された紫米のおにぎりやおこわまんじゅうのほか、せんべい、うどんから、なんとチーズケーキといったスイーツまで、紫米を使ったユニークなオリジナル商品が並ぶ。

地元女性グループが栽培する食用ほおずきや、濃厚な味付けの豚角煮まんも人気が高い一品だ。

軍手白馬村の人気公式キャラクターをモチーフにした「村男軍手」

さらに、白馬村の人気公式キャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」をモチーフにした各種グッズも豊富。脱力系の表情と相まった、クスッと笑ってしまうようなユニークなアイテムの数々は、白馬村ならではのお土産としてもおすすめだ。

カツカレー2日間煮込んだカレーにSPF豚のロースカツをのせた「ロースカツカレー」

食堂で提供している定食や丼、カレーのご飯も全て紫米を使用。そして、白馬村で紫米と並ぶ特産といえば、村で飼育されているSPF豚「はくばの豚」だ。肉質が柔らかく豚肉の臭みも少ないのが特徴で、道の駅のレストランでは、カレーやトンカツなど多彩なメニューで提供している。

行者にんにく焼豚丼レストラン一番人気の「行者にんにく焼豚丼」

一番人気は「行者にんにく焼豚丼(1,100円)」。脂の旨さが際立つ薄切りバラ肉をたっぷり使った焼肉丼で、ニンニクのような独特の風味をもつ希少な山菜・行者ニンニクが絶妙なアクセントとなって食欲をそそる。コクのあるタレが染み込んだ村産の米がまたおいしい。スタミナが湧く味わいは、アクティビティ帰りの食事にももってこいだ。

蕎麦定食お得な「そば定食」

道の駅の裏手にあるそば打ち小屋で打った、石臼挽きの大北地方産そば粉の手打ちそばも評判。「そば定食(1,200円)」は手打ちそばと白馬紫米おこわ、野菜の天ぷらセット。寒いときは、かけそばセットにもできる。

登山やスキーなどのレジャーの立ち寄りスポットとしても最適の道の駅。ショッピングも食事も存分に楽しみたい。

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■道の駅「白馬」

住所長野県北安曇郡白馬村神城21462-1
営業時間・売店:9時~18時(土・日・祝~19時)
・レストラン:11時~18時(17時30分L.O. 、土・日・祝~18時30分L.O.)
定休日火曜(7月中旬~8月末は無休)
駐車場無料(普通車33台、大型車6台、身体障害者用1台)
問い合わせ先0261-75-3880
⇒公式サイトはこちら

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